わたしたちの取り組み

私たちが暮らしている〝場〟である地球。そのたった一つの地球はいま、大気汚染や温暖化、海洋ごみなどの国境のない問題を抱えています。また、身体的にハンディを抱えた人々には、まだまだインフラが整っていないことや、正しい知識が認知されていないことも多く、悲しい事故や不安を抱えたまま限られた生活の〝場〟で過ごさざるを得ない状況にもあります。私たち一人ひとりの一つの行動がこの地球上で集まれば、それはとても大きな〝力〟にきっとなるはず。私たちno glassesはSDGS、CSRといった活動を通してこれからの未来を考えます。

    日本盲導犬協会

    公益財団法人日本盲導犬協会は1967年(昭和42年)、日本初の盲導犬育成団体として設立され、以降、眼にハンディを抱えた人たちへ盲導犬の無償貸与を続けております。当初数頭であった国内の盲導犬も現在では1,000頭を超える数となりましたが、全国では約3,000人の盲導犬の貸与希望者がおり、まだまだ足りていないのが実状です。また、盲導犬候補の犬の中でその適性を見極め、最終的に盲導犬として活躍できるのは全体の3割から4割ほど。さらに、生後2カ月からトレーニングが始まり、デビューするまでには約2年の月日を要します。その間のすべての費用は寄付金によって支えられています。私たちno glassesは公益財団法人日本盲導犬協会様の活動に賛同し、盲導犬の育成普及のため対象商品の売上げの一部と年間を通しての寄付をしています。それは、眼にハンディを抱えた方々に対して、私たちがどんなに希望しても直接関わることができないから。どのような方々にも幸せな日々の生活の〝場〟でありますように、私たちは心より願っております。

    制作工程による
    プラスチックの削減

    私たち眼鏡業界で欠かすことができないレンズ。その多くはプラスチックを原料にしています。多種多様なフレームが存在する中、一つひとつのフレームデザインに合わせてレンズを加工することで、皆さまのメガネは仕上がります。この「レンズの加工」は主に削ることでフレーム(リム)の形状に合わせますが、必要な形以外はプラスチックごみとして廃棄されます。私たちはこの廃棄される量に着目。レンズサイズを必要以上に大きくしないことで削る量を減らし、プラスチックごみを減少させることを実現しました(注)。これからもこの取組みを継続し、プラスチックごみの削減に努めてまいります。
    ※現在は度あり(度付き)レンズ限定ではあるものの、当社全体での試算では年間でペットボトル1,000本以上のプラスチックごみ削減を見込んでいます。

    ずっと使いたいデザイン /
    ずっと使えるマテリアル

    一過性としての「使い捨て」ではなく、繰り返し使いたくなるデザインや方法、長く愛用できるマテリアルは使うほどに愛着が湧いてきます。私たちが考えるアイテムやコレクションは、つい使いたくなる快適性とデザイン性、そして、繰り返しご使用いただける素材や方法をミックスすることで誕生しました。例えば、メガネクリーナー。一般的なクリーナーはレンズのみを綺麗にするもので、クリーナー液がなくなればごみになりますが、no glasses ALL in ONEメガネクリーナーはレンズだけでなくフレームにも最適にご使用いただけるとともに、クリーナー液がなくなれば補充することが可能。繰り返し使用することで、ごみの量を減らすだけでなく、リサイクル処理にかかる費用やエネルギーは一切かからないものとなります。さらに、ボトルマテリアルにも着目。リサイクルも可能なアルミを採用することで、アルミ素材の持つヴィンテージな雰囲気は長く使い込むことでその味わいが深まり、また、そのデザインには様々な分野で活躍をするイラストレーター・金安氏を起用。特別に描いていただいた優しいタッチのイラストは心に癒しと安心感を与えてくれます。私たちはデザインや機能、パッケージのすべてを皆さまとこれからの未来のために考え続けます。